自分勝手は許されないが強力な農業支援
今の日本の農作物の市場は大抵は大手系列のスーパーなどが殆どです。小売で個人直売をしているところは特殊な仕入れ(家族で経営など)方法を持っているのであって、新規で農業を始めた人から買う人はまずいないでしょう。場所によっては道の駅など個人が組織を作り大手に対抗しようとしているところもありますが、結局のところ個人での経営は難しくなっています。
これまで農業の魅力の一つが、全てが自分次第というところだったと思います。自分が頑張れば頑張っただけの見返りがあり、サボろうと思えばいくらでもサボれる、ある意味で自由度が高かった職業だといえます。
ですが、今の農業は違います。その殆どは企業化が進み大手スーパーにも独自の組織で太刀打ちできるほどの農業支援も確立されています。ですが、これはこれからの農業は自由な経営は出来ないということでもあります。